Rock 'n' Roll DJ/ DJ 4th
Rock 'n' Roll DJ/ DJ 4thBLUE WINDY NIGHTDJ 4th a.k.a. YOSS OKADA from The JUDGEMENTZ
 1  |  2  |   | FEATURE
Rock 'n' Roll DJ/ DJ 4th

──DJ活動を始めようと思ったきっかけを教えてください。

4th:かなり前の事になりますが実はクラブでバイトをしていた頃があり、そこの先輩に「人数が足りないからDJをやれ」と言われたのがきっかけでしたね。その頃はずっとロックばかり聴いていて、その流れもあってロックのイベントを中心にDJをやることになったんです。そのクラブは元々パンクロックをメインに流すクラブで、イベントもロック系ばかりだったんですよ。まぁ最初は手伝いみたいな感じでしたけどね。ただ音楽自体には興味はあったんですが、DJには全く興味がなくて。その頃のDJって今のDJとは根本的に違っていて、俗にいうディスクジョッキーと呼ばれる、ただ曲と曲を繋げるだけのものでした。

──本格的にDJを始めようと思った理由は?

4th:ケミカルブラザーズやファットボーイスリムが全盛期の頃、僕が掛ける曲といえばいつもデジタルロックばかりでした。そんな時、あるオールジャンルイベントがありテクノDJやHIPHOP DJ、そして僕が担当するロックDJといった他ジャンルのアーティストの方達と一緒になる機会があったんです。たまたま僕は自分の後に続くテクノDJの為にデジタルロックとテクノをミックスして繋ぎやすい様にしてあげようと思ったんですね。元々テクノのDJは単調な4つのリズムを繋いでるだけの簡単なものぐらいの認識だったんですが、でも実際にやってみると何も出来なくて本当に悔しい思いをしました。その後から今は亡きレコードショップ“シスコ”に通って様々なサンプルを聴いて、どのジャンルが自分に一番あっているのか探しました。そこで出会ったのがハードトライバル、トライバルテクノというジャンルでした。ジャーマンテクノとも言うのかな? その音の男っぽさや格好良さに魅かれ、その頃有名だったアーティストのミックスCDを聴きながらその人のプレイリスト順にレコードを買っては自分で勝手に繋げるといったことをしていました。これを機にDJというものにはまりのめり込んで行きました。たくさんのジャンルの音楽を聴き今のスタイルでもある他ジャンルの音楽を繋げるスタイルが定着し、様々な音楽から培ったものを自分なりに解釈して表現してきました。

──ご自身から見たDJ4thのスタイルとは?

4th:クリック・ハウス・テクノをかけようが、単純に自分はロックのDJだと思ってやっています。自分のやっていることは結局ロックンロールなんだってね。例えばギター少年がギターをかけ鳴らす様な感じかな。お腹にくる低音や攻撃的で尖っている音が聴く人のハートに刺さればいい、攻撃できたりすればいいなと思ってます。大げさに言えばプレイ中に突然音を止めたりとかね。そういうDJからオーディエンス対して喧嘩を売るじゃないけれど、ライブハウスの様にコミュニケーションの取り合いをしたいんです。日本人てどこかシャイな所があるので自分が知っている曲じゃないと踊らなかったり、誰かが踊っていないと踊れなかったりするんですよね。そういうもの全てを無くしてあげたいなと思います。

──DJの楽しさって何ですか?

4th:特にないかな。ふとDJブースにいて孤独だなと思う時はありますね。ただDJブースからの景色ってDJにしか見れないし、そこにいる人達が楽しそうに踊っている顔や真剣に聴いている人の顔はそこからでしか見れないもの。多分僕はDJブースからの景色が忘れられなくて、そしてそれが楽しいんだと思うんです。DJなんて上を目指せばきりがないし、新しいことをやろうと思ってもきりがないですしね。どう楽しむかが重要なんじゃないかと僕は思います。

──ツアーも残すところあと1本ですが、ここまでやってきた心境をお聞かせください。

4th:ここまでの全てのイベントが刺激的でしたしどれも思い出深いものです。ただ僕がこのツアーで思ったことは常に自分はアウェーだったということ。その土地のDJの方と一緒にやらせてもらうことが多いんですが、僕自身がDJとしてまだそれほど認知がある訳ではないですし、ましてやその土地のスタイルを完全に分かっている訳ではない。来てくれた人達に対してどういうものを与えてあげれば良いか考えさせられますが、その答えをこのツアーの中で見つけることが出来たんです。それは自分はこれまで東京をホームとし、東京でDJをしてきたんだってこと。だったらそのスタイルを逆に地方に合わせず、逆に「これが僕らの今の音。それにアナタ達はどう応えますか?」という僕らからの提案をしてあげようと思いました。例えその曲で誰も踊らなくても、こんな格好いい音楽があるんだなと思わせられるだけでもいいんです。踊らせるだけがDJじゃないなという部分がきっとどこかにあるんじゃないかな。コミュニケーションなんて自然にとれるものですしね。ただ地方に行って下手なプレイはできないし、その土地で自信を持ってやっているDJ達がいる訳だから、そのDJ達に対して僕らはこういうプレイが出来ますよっていう定義をしてあげなきゃいけないと思うんです。もちろんそれはもの凄いプレッシャーでもあります。スタート前は飯もろくに喉を通らなかったり、30分前には急に無口になってウロウロし始めたりします。自分は意外とプレッシャーに弱いんだと改めて感じさせられました。そんな時は緊張している自分にいつもこう言い聞かせるんです。「I can do it」ってね(笑)

 1  |  2  |   | FEATURE