A REAL LIFESTYLE / CLUCT
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A REAL LIFESTYLE / CLUCT

---まずはCLUCTを立ち上げたきっかけを教えてください。

植野:明確なきっかけとういうのはありませんが、一言で言えばタイミングですね。以前勤めていたブランドでは、やはり会社の一員としてブランドに携わっていたので、どうしても自分的にやりたいことがあっても会社的にそれはどうなのかなということが多々あって。もっとリアルに自分がやってるブランドを見せていきたいと言うことで、夢でもあった自分のブランドを立ち上げようと決意したんです。そしてもう一つ別の理由として、以前の職場で自分がものすごくお世話になった元FiberopsのデザイナーでTABOさんという方がいたんですが、その人はやりたいことをとことんやってそれを形にした人なんです。入社の頃からずっとその人に憧れていて、いつかは自分もと思っていたんですよね。そのタイミングがちょうど今だったって事です。

---やはり不安や心配はありましたか?

植野:とりあえずお金の面ですよね。これはどうしようもないけど、それを考えてると前に進めないのであまり考えない様にしています。そう言った意味ではやはり今回のコレクションの評価などが心配や不安でしたね。どうしてもネガティブに考えてしまう時期があって。でもある時ふっきれたんです。結局ちゃんとやっていればどうにかなるじゃないですか。努力していれば駄目になっても後悔はしないなと。そう思ったら不安や心配は無くなりましたね。最初の展示会を終えてみて思ったことは、やはり今までは会社員としてやっていたのでそれなりの保証があったということ。そして今はそれがなにもない環境でスタートでしたが、それでも僕を信用している人が付いてきてくれたんです。そういう事が結果で現れたので、今は不安よりもこれからの期待の方が強くなりましたね。

---ブランドコンセプトや方向性などをお聞かせください。

植野:基本的に自分が好きなものイコール、ライフスタイルをカタチにするということ。昔からアメカジが好きで、それらのルーツなどにとても興味がありました。そして今それを日本で発信出来る環境にいるからこそ、自分が見てきたアメリカンカジュアルを落とし込みつつ、ヨーロッパからの生地だったりデザインだったりを加えてニューベーシックなスタイルに仕上げています。そこを上手くストリートにもってきたのがCLUCTです。コンセプトが完全に固まっているといえば難しいんですが、長く着れてオーセンティックなアイテムというのが大まかなコンセプトとなっています。

---服作りにおいてインスピレーションなどはどういった時に湧くものですか?

植野:例えば身の回りのストリートから、この人格好良いとかこんなスタイルいいなといった感じでインスピレーションが湧くことももちろんあります。ですが大半は古着などを見て服のイメージをつかみ、これがこんなサイジングでこの形だったらというイメージで作っていきますね。まぁ基本的には古着を見たり市場調査からイメージが湧く事が多いです。あとは今まである定番アイテム、例えばワークシャツだとか。そこを自分だったらこんなデザインを入れてといった流れで、定番ものからインスピレーションを膨らまして自分の形に持ってきます。例えばですが海外のアーティストのスタイルというよりも、映画の登場人物のほうが刺激を受けたりしますね。

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